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お芋のきんつば


近日気軽に茶道体験イベントを行いますが、使用するお菓子としてお芋のきんつばを作りました。黄金芋と紫芋の二種類で少し小ぶりに仕上げました。

優しいお芋のお味で、老若男女に好まれるお菓子だと思います。

 

きんつばは意外にやや手間のかかるお菓子です。

ですが、特別な材料・調理器具は特に必要ないので、大変おすすめです。

一番手間なのは、お芋の裏漉しです。水分の多いものの裏漉しとは違い、でんぷんで粘り気があり、重いので、結構力がいります。頂き物のお芋の下処理、蒸すところからスタートしましたが、今は、お芋あんやフリーズドライなんかも売ってますので、作ってみたいかたはネットやお店で探してみるといいと思います。もしかしたらフードプロセッサーでもできるかもと思いましたが、試してません。チャレンジしてみるのもいいかもしれません。

 

お芋だけではなくて、白あんも混ぜて中の餡を仕上げます。白あんもお店で売ってますので、合わせて、砂糖を加え、硬さを調節すればできます。これまた豆からだと本当に大変です。私も、富澤商店の白あんを使いました。

 

続いて、外側の皮です。

これが二番目に大変でした。白玉粉・薄力粉・砂糖・水を混ぜたものを四角く成形した餡に一面づつつけてフライパンで焼いていきます。(弱火)

一面づつ焼き、乾燥したら、次の面に進みますので、計6面分をこの工程で焼くことになります。その間、当然さっき焼けた熱いところ、熱せられた餡を触ることもあり、ずっとやっていると結構痛いです(指が)。そして、焼き終えるまで時間がかかリます。

 

合計4時間くらいは出来上がりまでかかってしまいました。

もちろん作る個数によります。感覚的にはデコレーションしないケーキを作る感じでした。焼きをホットプレートでやれば、ご家族でチャレンジできます。小さいお子さんはやけどしないように気をつけてくださいね。